人を優しさ、厳しさの面から分類すると4通りに分けられるようです。
4回シリーズでこのテーマで話していきたいと思います。
人のタイプには4通りあります。
自分自身も含めて、人はどうしても自分には甘く、人には厳しくなるようです。
例えば自分に都合のよいように考えるのもそうだし、自己中心的な考え方もそうでしょう。
組み合わせは
1. 自分に甘く、人に厳しい
2. 自分に甘く、人にも優しい
3. 自分に厳しく、人にも厳しい
4. 自分に厳しく、人には優しい
の4通りがあります。
今回は.タイプ1の「自分に甘く、人に厳しい」について述べます。
いままでの人間観察からみると、自分自身も含めて1番多いのはタイプ1のようです。
例えば、規則は自分が決めておいて、メンバーにはそれを守ることを強制しておきながら、いざ自分のことになると、ちょっとぐらいまあいいかということがあるでしょう。
職場などで、「あいさつは明るく元気に」と決めていた場合、自分のことはさておいて、人があまり実行しないのを往々にして批判したりします。
「電話が鳴ったら、すぐにとること」と決めておきながら、自分からはなかなか取ろうとはしません。
「出張の時はできるだけ公共の交通機関を利用すること」と決めておきながら、他人には強制するくせに、自分の場合には楽なものだから、ついタクシーを使ってしまうということがあるでしょう。
皆さんも似たような経験をされたことがおありでしょう。
また、物事を自分中心に考える人もこのタイプに含まれるかも知れません。
他人のことはさておいて、自分に都合のよいように考える人は一種のわがままかもしれません。
こういう生き方をずっと続けていったならば、どうなるでしょうか。
こういうひと達を見て、皆さんはどう思われるでしょうか。
他人はよく見ているものです。
職場などで上司が、部下には厳しいことばかりを言っていて、自分は楽をしているのであれば、反感を買うようになるでしょう。
いつかしっぺ返しがくるかも分かりません。
これではとうてい人はついてきません。いざという時にも助けてくれません。
とうてい人に好のましく思われたり、尊敬されるような人物とはならないでしょう。
それでもいいというのであれば話は別ですが。
本テーマ次回に続く