2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ユーモアセンスを身に付けるには」

ユーモアセンスは、人間関係やコミュニケーションをよくし、病気の予防や治療にも役立つと言われています。 では、このユーモアセンスを身に付けるにはどうしたらよいでしょうか。 一番目の方法としては、相手の気持ちがよく分かる、相手の立場に立って考え…

「行き過ぎた厳罰主義」

犯罪防止のために、刑罰を重くすれば、犯罪や重大犯罪が減少するのは事実です。また再犯防止にも効果的です。 ただしこれは、ある程度までです。厳罰化と犯罪の発生には平衡点が存在するのではないでしょうか。 行き過ぎた厳罰化はそれほど効果がないように…

「夢をかなえる」

中国の故事「韓信の股潜り」は、大志を抱く者は、小さな恥辱に耐えなければならないという教訓です。漢の高祖を助けて天下統一の功績のあった名将の韓信は、青年時代に、町のやくざの若者から侮辱を受けたが、よく我慢してその股の下をくぐったという故事か…

「習慣を長続きさせるコツ」

いつも何かを長期間継続しようと思って、始めてみてもすぐに3日坊主で終わってしまい、自分に嫌気がさし、ジレンマを覚えたことのある方もたくさんおられることと思います。 私の場合、昔、会社の健康診断で生活習慣病(当時の成人病)のきらいがあるといわ…

「行き過ぎた結果主義、成果主義」

最近では、企業において、従来の年功序列が次第に崩れ、成果主義、結果主義が欧米にならって採用されるようになってきました。これは経済がグローバル化し、規制緩和等で競争が厳しくなったこと等と関係がありそうです。 これはこれで、歓迎すべきことかもし…

「家庭は社会の縮図」

家庭は社会の縮図であるとよくいわれています。 家庭の中には、社会の、先輩・後輩あるいは上司・部下といった縦の関係、友達・同僚・仲間あるいはグループといった横の関係、男女の役割(*ジェンダーフリーの問題はここでは触れないことにします)といった…

「学校では教わらないこと」

一般に人をみてみると、学校の学力や成績がよかったからといって社会へ出て必ずしも成功するとはかぎらないようです。 社会へ出てから成功するには学力以外に、「人間としての信用や信頼感がある、考え方が明るい、積極的で建設的である、陰で悪いことをしな…

「完璧主義」

「完璧主義」や「完全主義」は聞こえはいいのですが、これを人生の生き方にパーフェクトに適用するのはかなり難しいようです。 世の中は、なかなか自分の思うとおりにはいかないことも多々あるので、完璧にやろうとすれば、歪みもいろいろと出てきます。 完…

「某会社の経営理念」 

企業にはたいていその会社の経営をやっていく上での基本的考え方や経営方針、経営哲学を数項目で表した「経営理念」といったものがあります。 国でいえば憲法がこれに近いかもしれません。経営理念をみれば、たいてい会社の経営者や創業者の考え方が分かりま…

「媚び」

「上に媚び、下に傲慢、という種類の人物は、自分の智略、器量に自信がない証拠である。」(「最後の将軍」文庫本P.74より、司馬遼太朗) 確かにこういうことはいえるだろうと思います。たとえば現代でいえば、会社などの職場においても同じようなことがい…

欲は身を滅ぼす

・「欲深な者は欲のためによく働きはするが、しかし欲に気がとられて物事をありのままに見ることができなくなり、ついに身を滅ぼす」(播磨灘物語、司馬遼太郎) ・「おごる心があれば、見えるべきものも見えなくなる」(箱根の坂、司馬遼太郎) ・「私心が…

人には4つのタイプがある。(4)

前回はタイプ3の「自分に厳しく、人にも厳しい」タイプについて述べました。 今回は最後のタイプ4の「自分に厳しく、人には優しい」タイプについて述べます。 この四つのタイプの中では、このタイプ4が一番好ましいように思われます。 人間にはいろいろな欲…

人には4つのタイプがある。(3)

前回はタイプ2の「自分に甘く、人にも優しい」タイプについて述べました。 今回はタイプ3の 「自分に厳しく、人にも厳しい」タイプについて述べます。 自分に厳しく、欲に振り回されることなく、自分を厳しく律していく生き方、すなわちストイックな生き方は…

人には4つのタイプがある。(2)

前回はタイプ1の「自分に甘く、人に厳しい」タイプについて述べました。今回はタイプ2の 「自分に甘く、人にも優しい」タイプについて述べます。 このタイプの人はひとことでいえば、成長、発展がありません。それは自分だけではなく、人もだめにしてしまい…