一般に人をみてみると、学校の学力や成績がよかったからといって社会へ出て必ずしも成功するとはかぎらないようです。
社会へ出てから成功するには学力以外に、「人間としての信用や信頼感がある、考え方が明るい、積極的で建設的である、陰で悪いことをしない、約束は守る、人のためになることをする、自分に厳しく人には優しい、寛容である、人間関係が良い、忍耐強い、無私である」等が重要な成功要因になっているようです。
これらは持って生まれた性格的部分もありそうですが、教育や努力次第で改善していく余地は充分にあります。
これらは、今の学校教育では十分には教えられないので、家庭における、特に幼いうちからの教育、しつけが大切です。
いくら頭がよくても性格が悪ければ何にもなりません。
悪いことを考え世の中に害を流すだけです。
腹黒いことを何時も考えているような人は信用されません。
そういう人には協力したくなくなります。
学生時代はいくら成績が良くても、考え方が暗く、消極的な人生をその後もずっと続けていくならば、人生は開けてこないでしょう。
今の学校教育では、人生において重要なことをあまり教えていません。
従って、子供が小さいうちは特に家庭教育が大切です。まずしてよいことと、悪いことの善悪を教えることが必要でしょう。
家庭でこうした重要なことを教えなかったら、一体誰が教えてくれるでしょうか。
教育はまず家庭から始まります。
教育の原点は家庭にあります。
(本サブテーマ完)